Trend Micro Security

JAVA_DLOADER.DSA

2013年1月10日
 解析者: Rika Joi Gregorio   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit), Mac OS, Unix, Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。


  詳細

ファイルサイズ 4,572 bytes
タイプ Java, Java Class
発見日 2013年1月8日
ペイロード ファイルの作成, ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

  • hxxp://{BLOCKED}e.{BLOCKED}icro-portal.com/Signed_Update.jar

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %Temp%\42logfile42.tmp - non malicious log

(註:%Temp%フォルダは、標準設定では "C:\Windows\Temp" です。)


  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
初回 VSAPI パターンバージョン 9.644.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2013年1月8日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.645.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2013年1月9日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。
  • 42logfile42.tmp
  • %User Profile%\{random characters}.exe (for Windows)
  • %User Profile%\{random characters}.exe (for Mac OS, Unix, Linux)

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_DLOADER.DSA」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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