Trend Micro Security

JAVA_DLOADER.AJ

2012年10月9日

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、不正なJARファイルのクラスコンポーネントです。マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードし、実行します。

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。


  詳細

ファイルサイズ 1,813 bytes
タイプ Java Class
発見日 2012年2月6日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

その他

マルウェアは、不正なJARファイルのクラスコンポーネントです。マルウェアは、特定のWebサイトから不正なファイルをダウンロードし、実行します。

不正なファイルがダウンロードされるリンクは、このマルウェアが組み込まれているWebサイトによります。ダウンロードされたファイルは、通常以下として保存されます。

  • %User Temp%\add.exe

(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)

この不正なJARファイルのパッケージは、以下のクラスコンポーネントから成り立っています。

  • MyApplet.class
  • MyLoader.class
  • MyWorker.class


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.758.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年2月6日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.759.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年2月7日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_DLOADER.AJ」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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