Trend Micro Security

JAVA_BLACOLE.GG

2012年10月9日
 解析者: Cris Nowell Pantanilla   

 別名:

Exploit]Java/Blacole.DQ (Microsoft); Trojan.Maljava (Norton); Exploit.Java.CVE-2011-3544.fb (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

これは、トレンドマイクロの製品では、Oracle Java SE JDKおよびJava Runtime Environment (JRE) 7、JRE 6 Update 27以前のバージョンのJREコンポーネントにおける未公開の脆弱性を利用する不正なJavaクラスファイルの検出名です。この脆弱性を利用することにより、感染コンピュータで不正なコードの実行が可能になります。

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

マルウェアは、ダウンロードする機能を備えていません。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。


  詳細

ファイルサイズ 8,949 bytes
タイプ Java Class
発見日 2012年2月11日

侵入方法

マルウェアは、Webサイトに組み込まれており、ユーザがアクセスすると実行されます。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、バックドア活動の機能を備えていません。

作成活動

マルウェアは、他のファイルを作成する機能を備えていません。

ダウンロード活動

マルウェアは、ダウンロードする機能を備えていません。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、以下の未公開の脆弱性を利用する不正なJavaクラスファイルの検出名です。この脆弱性を利用することにより、感染コンピュータで不正なコードの実行が可能になります。

  • Oracle Java SE JDKおよびJava Runtime Environment (JRE) 7、JRE 6 Update 27以前のバージョンのJREコンポーネントにおける脆弱性

セキュリティ対策の面からも以下の説明を参照してください。

マルウェアは、他のマルウェアのコンポーネントとして利用されます。

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 8.770.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年2月11日
VSAPI OPR パターンバージョン 8.771.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年2月12日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_BLACOLE.GG」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 4

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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