Trend Micro Security

JAVA_BLACOLE.BXF

2012年10月9日
 解析者: Sabrina Lei Sioting   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

マルウェアは、特定の脆弱性を利用した感染活動を実行します。


  詳細

ファイルサイズ 19,532 bytes
タイプ JAR
メモリ常駐 なし
発見日 2012年5月16日
ペイロード ファイルのダウンロード

侵入方法

マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされ、コンピュータに侵入します。

  • http://{BLOCKED}43.137:8080/Set.jar

ダウンロード活動

この脆弱性が利用されると、マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、他の不正なファイルをダウンロードします。

  • http://{BLOCKED}43.137:8080/q.php?f=0cf26&e=3 - detected as TSPY_ZBOT.JDL

その他

マルウェアは、以下の脆弱性を利用して感染活動を実行します。

  • Unspecified Vulnerability in the Java Runtime Environment


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
初回 VSAPI パターンバージョン 9.114.01
初回 VSAPI パターンリリース日 2012年5月16日
VSAPI OPR パターンバージョン 9.115.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年5月17日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「JAVA_BLACOLE.BXF」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

手順 3

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_BLACOLE.BXF」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。

手順 5

以下の修正パッチをダウンロードし適用します。この脆弱性に対する修正パッチを適用するまで、該当製品の使用をお控えください。この製品の製造元が公開する正式な修正パッチをダウンロードし適用することをお勧めします。


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