JAVA_BLACOLE.BM
Exploit:Java/Blacole.ES (Microsoft), Trojan.Maljava (Symantec), Generic Exploit!p2g (McAfee), Exploit.Java.CVE-2011-3544.lv (Kaspersky)
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
- マルウェアタイプ: トロイの木馬型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、リモートサイトから他の不正プログラムにダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
詳細
侵入方法
マルウェアは、以下のリモートサイトからダウンロードされコンピュータに侵入します。
- http://{BLOCKED}8.{BLOCKED}6.194.137:8080/content/Qai.jar
マルウェアは、リモートサイトから以下の不正プログラムによりダウンロードされ、コンピュータに侵入します。
- JS_BLACOLE.BO
インストール
マルウェアは、以下のコンポーネントファイルを作成します。
- %User Temp%\Main.class - also detected by Trend Micro as JAVA_BLACOLE.BM
(註:%User Temp%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 98 および MEの場合、"C:\Windows\Temp"、Windows NT の場合、"C:\Profiles\<ユーザー名>\TEMP"、Windows 2000、XP、Server 2003 の場合、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\TEMP" です。)
対応方法
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 3
起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。
手順 4
以下のファイルを検索し削除します。
- %User Temp%\{random number}.exe
手順 5
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「JAVA_BLACOLE.BM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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