Trend Micro Security

HTML_RAMNIT.SM

2018年3月2日
 解析者: Christian Noel Olalia   

 別名:

W32.Ramnit!html (SYMANTEC); Virus:VBS/Ramnit.B (MICROSOFT); Trojan-Dropper.VBS.Agent.bp (KASPERSKY)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、作成されたファイルを実行します。


  詳細

ファイルサイズ 17,011 bytes
タイプ HTML, HTM
メモリ常駐 なし
発見日 2018年1月30日

インストール

マルウェアは、以下のファイルを作成します。

  • %User Temp%\IDC2.tmp\FP_AX_CAB_INSTALLER64.exe

(註:%User Temp%フォルダは、ユーザの一時フォルダで、Windows 2000、XP および Server 2003 の場合、通常、"C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Local Settings\Temp"、Windows Vista 、 7 、8、8.1 、Server 2008 および Server 2012の場合、"C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Temp" です。.)

作成活動

マルウェアは、作成されたファイルを実行します。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 13.936.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2018年1月30日
VSAPI OPR パターンバージョン 13.937.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2018年1月31日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性に設定されている場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • %User Temp%\IDC2.tmp\FP_AX_CAB_INSTALLER64.exe

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HTML_RAMNIT.SM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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