Trend Micro Security

HTML_ACE.WTS

2016年8月11日
 解析者: Michael Jay Villanueva   

 別名:

Backdoor:ASP/Ace.T (Microsoft); Backdoor.ASP.Ace.be (Kaspersky)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、また、スパム活動の過程で、メッセージを作成します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  詳細

ファイルサイズ 42,801 bytes
タイプ ASP
メモリ常駐 なし
発見日 2016年8月10日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、メールを作成し、自身のスパム活動に利用します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、以下を実行します。

  • ファイルのアップロードおよび読み込み
  • コマンドラインパラメータの実行

マルウェアは、以下のコマンドを利用して、コンピュータ名およびコンピュータのユーザアカウントを収集し、自身のサーバに報告します。

  • "c:\windows\system32\cmd.exe" /c net user


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 12.706.03
初回 VSAPI パターンリリース日 2016年8月10日
VSAPI OPR パターンバージョン 12.707.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年8月11日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

起動中ブラウザのウインドウを全て閉じてください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HTML_ACE.WTS」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください