Trend Micro Security

HKTL_JSPRAT

2016年1月21日
 解析者: Alvin Bacani   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ハッキングツール
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 87,228 bytes
タイプ Java
発見日 2013年8月2日

侵入方法

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

その他

プログラムは、Webベースでの遠隔からのファイルのアクセスや操作を可能にします。

プログラムは、 Webサーバと互換性のあるJavaServer Pages (JSP) により動作します。

プログラムは、感染コンピュータ上で以下の動作を実行します。

  • ファイルマネージャーの操作
    • ファイルのコピー
    • ファイルの作成
    • ファイルの移動
    • ファイルの削除
    • ファイルおよびディレクトリの列挙
    • ファイルプロパティの編集
    • ディレクトリの作成
    • ディレクトリの削除
  • データベース管理
    • データベース接続
    • データベースクエリ
    • SQLコマンドの実行
    • エクスポート
  • コマンドシェル(cmd.exe)の実行および起動
  • バックドアクライアントとの接続
  • ポートスキャンおよびポートマッピングの実行
  • ファイルのアップロードおよびダウンロード
  • クリップボードのコピー
  • リモートサーバへのアクセス
  • スクリーンショットの保存
  • ファイルの圧縮および解凍(ZIP形式)

プログラムは、自身の活動を行うためにはユーザの介在を必要とします。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.300
SSAPI パターンバージョン: 1.424.17
SSAPI パターンリリース日: 2013年8月2日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_JSPRAT」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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