Trend Micro Security

HKTL_BWRPASSDUMP

2014年5月30日
 解析者: Jimelle Monteser   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ハッキングツール
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

プログラムは、ワーム活動の機能を備えていません。

プログラムは、バックドア活動の機能を備えていません。

プログラムは、ダウンロードする機能を備えていません。


  詳細

ファイルサイズ 360.448 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2014年5月23日

侵入方法

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

他のシステム変更

プログラムは、以下のレジストリ値を追加します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\
Internet Explorer
param = "{parameter entered}"

感染活動

プログラムは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

プログラムは、バックドア活動の機能を備えていません。

ダウンロード活動

プログラムは、ダウンロードする機能を備えていません。

その他

このコマンドラインツールは、自身の不正活動を実行するために、ユーザの操作を必要とします。プログラムは、Webブラウザからパスワードを回復するために利用されます。 プログラムは、ユーザによって指定されたあらゆる場所に回復したパスワードを保存する可能性があります。

プログラムは、以下のコマンドラインパラメータを受け取る可能性があります。

  • -f {ファイル名の出力} (ブラウザからパスワードをダンプするため)
  • -h (ヘルプ画面を表示する)

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
SSAPI パターンバージョン: 1.513.00
SSAPI パターンリリース日: 2014年5月29日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このレジストリ値を削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer
    • param = "{parameter entered}"

手順 3

以下のファイルを検索し削除します。

[ 詳細 ]
コンポーネントファイルが隠しファイル属性の場合があります。[詳細設定オプション]をクリックし、[隠しファイルとフォルダの検索]のチェックボックスをオンにし、検索結果に隠しファイルとフォルダが含まれるようにしてください。  
  • {output file name}
  • 手順 4

    最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HKTL_BWRPASSDUMP」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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