Trend Micro Security

HackTool.MSIL.LOIC.A

2023年2月15日
 解析者: Christopher Daniel So   

 別名:

HackTool:Win32/Oylecann.A (Microsoft), HackTool.MSIL.Loic.f (Kaspersky), Application.Hacktool.BA (FSecure), HackerTool/MSIL_Loic (Fortinet), MSIL/HackTool.LOIC.AA (Nod32), SPR/MSIL.LOIC.F (AntiVir)

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: ハッキングツール
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 133,120 bytes
タイプ PE
メモリ常駐 なし
発見日 2010年12月6日

侵入方法

プログラムは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

その他

プログラムは、以下を実行します。

  • It launches a denial of service (DoS) attack to a specified URL/IP by the user.
  • The following image is a view of its graphical interface containing various options for DoS attacking.


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
SSAPI パターンバージョン: 2.597.00
SSAPI パターンリリース日: 2023年2月16日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「HackTool.MSIL.LOIC.A」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「HackTool.MSIL.LOIC.A」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください