Trend Micro Security

BKDR_TOFSEE.SMI

2013年6月19日
 解析者: Christopher Daniel So   

 別名:

Backdoor:Win32/Tofsee.I (Microsoft), Backdoor.Win32.Inject.cvj (Kaspersky), W32/Slenfbot.AD (Panda)

 プラットフォーム:

Windows 2000, XP, Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ PE
ファイル圧縮 UPX
メモリ常駐 なし
発見日 2011年1月3日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、以下のファイルを読み込み、復号します。

  • %System%\secupdat.dat
(註:%System%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows 2000 の場合、""C:\WinNT\System32""、Windows XP および Server 2003 の場合、""C:\Windows\System32"" です。)

マルウェアは、復号したファイルを実行します。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.746.13
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年1月4日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_TOFSEE.SMI」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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