Trend Micro Security

BKDR_SALITY.A

2012年10月9日
 解析者: Roland Marco Dela Paz   

 別名:

Trojan.Win32.Zapchast.ar (Kaspersky), W32.HLLP.Sality (Symantec), W32/Sality.L (Avira), W32/Kookoo-A (Sophos)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

これは、トレンドマイクロの製品では、特定の不正活動を実行するファイルの検出名となります。


  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2006年1月19日
ペイロード システムセキュリティへの感染活動, URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、以下のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

  • PE_SALITY.AC

その他

これは、トレンドマイクロの製品では、以下の検出名となります。

  • a DLL component used by PE_SALITY family in performing their malicious routines.


  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 3.255.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2006年3月8日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

この「BKDR_SALITY.A」が作成、あるいは、ダウンロードした以下のファイルを検索し、検索した場合は削除してください。

     PE_SALITY.AC

手順 3

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「BKDR_SALITY.A」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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