Trend Micro Security

BKDR_LAYORK.AC

2012年10月9日
 解析者: MarfelTi   

 別名:

Symantec: Backdoor.Layork; Microsoft: Trojan:Win32/Bumat!rts; Kaspersky: Trojan.Win32.Agent.djpa

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: はい
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。 マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。 マルウェアは、他のマルウェアが不正活動を実行する際に利用されます。


  詳細

ファイルサイズ 33,280 bytes
タイプ DLL
発見日 2011年6月22日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアのパッケージとともにコンポーネントとしてコンピュータに侵入します。

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

その他

このマルウェアのコードから、マルウェアは、以下の機能を備えています。

  • It adds the following mutexes to ensure that only one of its copies runs at any one time: Mcafee FrameWork :(
  • It may create a shortcut link of its main malware in the %Windows% folder.
  • It waits for an Internet connection to be active.
  • It checks the version of the user's web browser.

(註:%Windows%はWindowsの種類とインストール時の設定などにより異なります。標準設定では、Windows9x、Me、XP、Server 2003の場合、"C:\Window"、WindowsNT および 2000の場合、"C:\WINNT" です。)

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_LAYORK.AC」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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