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BKDR_IRCBOT.CYB
2012年10月9日
プラットフォーム:
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
![](/vinfo/imgFiles/JPlegend.jpg)
- マルウェアタイプ: バックドア型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化: はい
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
マルウェアは、コマンドラインプログラムで、特定の活動を実行するために利用されます。
詳細
ファイルサイズ 99,840 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 なし
発見日 2012年3月27日
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
バックドア活動
マルウェアは、コマンドラインプログラムで、特定の活動を実行するために利用されます。
その他
コマンドラインプログラムで利用されるコマンドは以下のとおりです。
- バックドアの利用
- create: 自動実行ファイルの作成
- install: サービスのインストール
- remove: サービスの削除
- start: サービスの開始
- stop: サービスの停止
- update: サービスの更新
- ファンクションの利用
- b: バックドアクライアント
- c: 設定パラメータ
- d: 分散型サービス拒否(DDoS)攻撃
- f: ポート・バナー・スキャナ
- g: Ping/Name/SQL/IPCスキャナ
- h: ヘルプ
- m: sendmailコマンドライン
- o: 他の機能を表示
- p: パケット送信
- s: Socks5 プロキシ
- u: ルート権限の許可(UNIX用su Toolと同様の機能)
- x: ネットワーク監視
対応方法
対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 8.871.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年3月29日
手順 1
Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_IRCBOT.CYB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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