Trend Micro Security

BKDR_HUPIGON.WL

2011年4月14日
 解析者: Sabrina Sioting   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他の不正プログラムにより作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。 マルウェアは、他の不正プログラムもしくはアドウェア等のパッケージと共にコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、ランダムにポートを開き、不正リモートユーザが感染コンピュータに接続できるようにします。接続されると、不正リモートユーザは、感染コンピュータ上でのコマンド実行が可能となります。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  詳細

使用ポート Random
ファイルサイズ 235,008 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2011年3月31日

侵入方法

マルウェアは、他の不正プログラムにより作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることにより、コンピュータに侵入します。

マルウェアは、他の不正プログラムもしくはアドウェア等のパッケージと共にコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、ランダムにポートを開き、不正リモートユーザが感染コンピュータ上にアクセスするのを可能にします。接続されると、不正リモートユーザは、感染コンピュータ上でコマンドを実行します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 7.942.02
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年3月31日

手順 1

Windows ME および XPユーザは、パソコンから不正プログラムもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「BKDR_HUPIGON.WL」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  1. Windows 98/MEの場合、検出ファイルが、Windows のタスクマネージャに表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  2. 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_HUPIGON.WL」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。ただし、念のため、隔離されたファイルを削除してください。詳しくは、こちらをご確認下さい。


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