Trend Micro Security

BKDR_EYEGENT.SM

2017年2月13日
 解析者: Vincent Martin Hermosura   
 更新者 : Byron Jon Gelera

 別名:

Backdoor.Trojan (Symmantec), RDN/Generic BackDoor!yl (Mcafee), Trojan.Win32.Generic!BT (Sunbelt), TR/Rogue.10240.13 (Antivir), W32/EYEGENT.SM!tr.bdr (Fortinet), Trojan-Proxy.Win32.Agent (Ikarus), Win32/Tiny.NAQ trojan (Esset), TrojanProxy.Agent (Vba32)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。 ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  詳細

ファイルサイズ 11,776 bytes
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2017年2月10日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

マルウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • usr.{BLOCKED}b.com
  • kddi.{BLOCKED}k.net:23

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

ただし、情報公開日現在、このWebサイトにはアクセスできません。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
VSAPI OPR パターンバージョン 12.451.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2016年4月6日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

「BKDR_EYEGENT.SM」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。

[ 詳細 ]

  • すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
    セーフモードについては、こちらをご参照下さい。
  • 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。

手順 3

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「BKDR_EYEGENT.SM」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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