Trend Micro Security

Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMTYU

2022年7月5日
 解析者: Eleazar Valles   

 別名:

Backdoor:PHP/B374kshell.A (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 インターネットからのダウンロード, 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。


  詳細

ファイルサイズ 189,881 bytes
タイプ PHP
メモリ常駐 なし
発見日 2017年8月21日
ペイロード システム情報の収集, プロセスの強制終了, ファイルのダウンロード, ファイルの変更, ファイルの実行, ファイルの削除

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Execute Arbitrary code
  • Manage Files (Change Access Permissions, Delete, Copy, Rename and Modify Files)
  • Extract Zip Files
  • Archive Files
  • Upload/Download Files
  • Search for files
  • Terminate running processes
  • Execute php, python and perl code
  • Connects to the specified database
  • Bind port
  • Create reverse shell

情報漏えい

マルウェアは、以下の情報を収集します。

  • Computer Name
  • User Name
  • OS Description
  • Server Information
  • Server IP Address
  • PHP Information
  • IP Address

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • It requires a password to be accessed by users.

マルウェアは、自身の不正活動を実行するために、Webサーバにホストされている必要があります。

<補足>
バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • 任意のコードの実行
  • ファイルの管理(アクセス許可の変更、ファイルの削除、コピー、名前の変更、および改ざん)
  • Zipファイルの抽出
  • ファイルの圧縮
  • ファイルのアップロード/ダウンロード
  • ファイルの検索
  • 実行中のプロセスの終了
  • php、python、perlコードの実行
  • 指定されたデータベースへの接続
  • ポートのバインド
  • リバースシェルの作成

情報漏えい

マルウェアは、以下の情報を収集します。

  • コンピュータ名
  • ユーザ名
  • OS記述
  • サーバ情報
  • サーバのIPアドレス
  • PHP情報
  • IPアドレス

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • マルウェアは、ユーザによってアクセスされるためにパスワードを必要とします。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 17.660.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2022年7月1日
VSAPI OPR パターンバージョン 17.661.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2022年7月2日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.PHP.WEBSHELL.SBJSRMTYU」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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