Trend Micro Security

Backdoor.PHP.WEBSHELL.AE

2024年7月23日
 解析者: Raymart Christian Yambot   
 更新者 : Raymart Christian Yambot

 別名:

Trojan.PHP.WebShell (IKARUS)

 プラットフォーム:

Windows

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。


  詳細

ファイルサイズ 643 bytes
タイプ PHP
メモリ常駐 なし
発見日 2024年6月7日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

感染活動

マルウェアは、ワーム活動の機能を備えていません。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • Execute arbitrary PHP codes

ルートキット機能

マルウェアは、ルートキット機能を備えていません。

情報漏えい

マルウェアは、情報収集する機能を備えていません。

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • It reads the raw POST data from the request body "php://input" and store it in the "$post" variable.

マルウェアは、脆弱性を利用した感染活動を行いません。

マルウェアは、自身の不正活動を実行するために、Webサーバにホストされている必要があります。

<補足>
バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • 任意のPHPコードの実行

その他

マルウェアは、リクエスト本文「php://input」から生のPOSTデータを読み取り、「$post」変数に格納します。


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 19.482.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2024年7月22日
VSAPI OPR パターンバージョン 19.483.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2024年7月23日

手順 1

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、および Windows 10 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.PHP.WEBSHELL.AE」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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