Trend Micro Security

Backdoor.Linux.REKOBEE.AB

2022年5月25日
 解析者: Mc Justine De Guzman   

 別名:

Backdoor:Linux/Rekobee (MICROSOFT)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 959,000 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2022年5月24日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

インストール

マルウェアは、以下のプロセスを追加します。

  • systemctl enable biosetd
  • systemctl daemon-reload
  • systemctl start biosetd

バックドア活動

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.233.87

その他

マルウェアは、以下を実行します。

  • It renames itself to the following, if it is found inexisting:
    • /usr/bin/biosetd
  • It creates and starts the following service:
    • /lib/systemd/system/biosetd.service -> executes "/bin/bash -c /usr/bin/biosetd" upon restart


  対応方法

対応検索エンジン: 9.800
初回 VSAPI パターンバージョン 17.584.04
初回 VSAPI パターンリリース日 2022年5月24日
VSAPI OPR パターンバージョン 17.585.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2022年5月25日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Linux.REKOBEE.AB」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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