Trend Micro Security

Backdoor.Linux.BASHLITE.SMJC3

2019年9月20日
 解析者: Wilbert Luy   

 別名:

HEUR:Backdoor.Linux.Gafgyt.cu ( Kaspersky )

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。


  詳細

ファイルサイズ 102,445 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2019年9月18日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • UDP - UDP flood or UDP flood with random strings
  • XMAS - TCP flood (flags are set to high)
  • VSE - VSE flood or VSE flood with random strings
  • TCP - TCP flood with a flag set to high or all flags set to high (XMAS)
  • STD - UDP flood with specific strings.
  • HEX STOP - stop bot operation

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • 192.{BLOCKED}.{BLOCKED}.154:6535


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 14.880.05
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年3月19日
VSAPI OPR パターンバージョン 14.881.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年3月20日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Linux.BASHLITE.SMJC3」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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