Trend Micro Security

Backdoor.Linux.BASHLITE.SMJC10

2019年10月29日
 解析者: Earle Maui Earnshaw   

 別名:

HEUR:Backdoor.Linux.Gafgyt.a (Kaspersky); DDoS:Linux/Gafgyt.YA!MTB (Microsoft)

 プラットフォーム:

Linux

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: バックドア型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成, インターネットからのダウンロード

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

マルウェアは、不正リモートユーザからのコマンドを実行し、感染コンピュータを改ざんします。


  詳細

ファイルサイズ 206,436 bytes
タイプ ELF
メモリ常駐 はい
発見日 2019年10月23日
ペイロード URLまたはIPアドレスに接続

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

バックドア活動

マルウェアは、不正リモートユーザからの以下のコマンドを実行します。

  • HTTP - HTTP FLOOD
  • UDP - UDP flood or UDP flood with random strings
  • STD - STD flood
  • TCP - TCP FLOOD
  • XMAS - TCP flood (flags are set to high)
  • CRUSH - TCP and STD flood
  • KILLER - kills bot operation
  • VSE - VSE flood or VSE flood with random strings
  • CNC - set CNC
  • KILL - Terminate a process

マルウェアは、以下のWebサイトにアクセスし、不正リモートユーザからのコマンドを送受信します。

  • {BLOCKED}.{BLOCKED}.99.235


  対応方法

対応検索エンジン: 9.850
初回 VSAPI パターンバージョン 15.110.08
初回 VSAPI パターンリリース日 2019年5月14日
VSAPI OPR パターンバージョン 15.111.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2019年5月15日

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「Backdoor.Linux.BASHLITE.SMJC10」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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