Trend Micro Security

ALS_BURSTED.VTG

2012年10月9日
 解析者: Michael Cabel   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:


  • マルウェアタイプ: トロイの木馬型
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化: なし
  • 感染報告の有無: はい

  概要


マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 1,920 bytes
タイプ LSP
発見日 2011年7月29日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成されるか、悪意あるWebサイトからユーザが誤ってダウンロードすることによりコンピュータに侵入します。

その他

この AutoLISP スクリプトは、AutoCAD ファイル(拡張子DWG)が開かれると実行されます。マルウェアは、ファイル "BASE.DCL" を検索し、このファイルが存在するフォルダ内にファイル "ACADDOC.LSP" が存在するかを確認します。

マルウェアは、DWGファイルが保存されているフォルダからファイル "ACADDOC.LSP" を検索します。マルウェアは、ファイル "ACADDOC.LSP" を確認した場合、このファイルの内容をファイル "BASE.DCL" が存在するフォルダ内のファイル "ACADDOC.LSP" にコピーします。

マルウェアは、ファイル "acadapq" を読み込みます。


  対応方法

対応検索エンジン: 8.900
初回 VSAPI パターンバージョン 8.319.80
初回 VSAPI パターンリリース日 2011年7月29日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ALS_BURSTED.VTG」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


ご利用はいかがでしたか? アンケートにご協力ください

関連マルウェア