Trend Micro Security

ADW_LEAPY

2014年3月27日
 解析者: Mark Joseph Manahan   

 別名:

Riskware/BrowseFox (Fortinet) ,a variant of Win32/BrowseFox.G application (Eset) ,Yontoo (fs) (Sunbelt)

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows Server 2003, Windows XP (32-bit, 64-bit), Windows Vista (32-bit, 64-bit), Windows 7 (32-bit, 64-bit)

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:
 情報漏えい:


  • マルウェアタイプ: アドウェア
  • 破壊活動の有無: なし
  • 暗号化:  
  • 感染報告の有無: はい

  概要


アドウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。 アドウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。


  詳細

ファイルサイズ 111,904 bytes
タイプ EXE
メモリ常駐 はい
発見日 2014年3月21日

侵入方法

アドウェアは、他のマルウェアまたはグレイウェアのパッケージとともにコンポーネントとして、コンピュータに侵入します。

アドウェアは、ユーザの手動インストールにより、コンピュータに侵入します。

他のシステム変更

アドウェアは、インストールの過程で、以下のレジストリキーを追加します。

HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{1AA60054-57D9-4F99-9A55-D0FBFBE7ECD3}

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\BAP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\PPP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASBACP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASCCP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASEAP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASIPCP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASIPHLP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASMAN

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASPAP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASQEC

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASSPAP

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\
Tracing\RASTAPI

その他

アドウェアは、以下の不正なWebサイトにアクセスします。

  • api.{BLOCKED}eap.net


  対応方法

対応検索エンジン: 9.700
初回 VSAPI パターンバージョン 1.494.13
初回 VSAPI パターンリリース日 2014年3月21日

手順 1

Windows XP、Windows Vista および Windows 7 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

このマルウェアのパス名およびファイル名を確認します。
最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用いてウイルス検索を実行してください。「ADW_LEAPY」で検出したパス名およびファイル名を確認し、メモ等をとってください。

手順 3

このレジストリキーを削除します。

[ 詳細 ]

警告:レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースであり、レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。
レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。
レジストリの編集前にこちらをご参照ください。

 
  • In HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID
    • {1AA60054-57D9-4F99-9A55-D0FBFBE7ECD3}
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • BAP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • PPP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASBACP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASCCP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASEAP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASIPCP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASIPHLP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASMAN
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASPAP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASQEC
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASSPAP
  • In HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Tracing
    • RASTAPI

手順 4

最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、ウイルス検索を実行してください。「ADW_LEAPY」と検出したファイルはすべて削除してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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