Backdoor.Win32.NETERO.A

セーフモードでの起動：

• Windows 2000 の場合：

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows XP の場合：

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows Server 2003 の場合：

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「Windows 拡張オプション メニュー」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows Vista、Windows 7 および Windows Server 2008 の場合：

1. コンピュータを起動させます。
2. 「Windows **** を起動しています・・・」のメッセージが表示されている間に［F8］を押します。
3. 「詳細ブート オプション」が表示されるので、［↓］［↑］キーを使って［セーフモード］を選択し、［Enter］を押します。

• Windows 8、8.1 および Server 2012の場合：

1. 画面の右上隅へマウスポインタを移動し、[チャーム]バーを表示します。
2. マウスで、[設定]－[PC設定の変更]を選択します。
3. 左側のパネルで、[全般]を選択します。
4. 右側のパネルで、[PCの起動をカスタマイズする]が表示されるまで下にスクロールし、[今すぐ再起動]をクリック。コンピュータが再起動するまで待ちます。
5. [オプションの選択]メニューで、[トラブルシューティング]－[詳細オプション]－[スタートアップ設定]－[再起動]をクリックします。
6. [スタートアップ設定]メニューで、[4]キーを押し、「4）セーフモードを有効にする」を選択します。

マルウェアのコンポーネントファイルの削除：

このマルウェアが追加したレジストリ値の削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、[OK]をクリックします。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>EUDC>313>hisoka_v2
3. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   IS_STD = {Encrypted String}
4. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   SPID = {Encrypted String}
5. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   EP = {Encrypted String}
6. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   CM = {Encrypted String}
7. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   ID = {Encrypted String}
8. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   Engine = {Encrypted String}
9. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
   EWSC = {Encrypted String}
10. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    EXPIR = {Encrypted String}
11. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    DNSRS = {Encrypted String}
12. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    Golden_Random = {Encrypted String}
13. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    CD = {Encrypted String}
14. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    手順 = {Encrypted String}
15. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    Response = {Encrypted String}
16. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    DNSTYP = {Encrypted String}
17. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    LUK = {Encrypted String}
18. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    ERR = {Encrypted String}
19. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    BKENG = {Encrypted String}
20. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    NETE_PTH = {Encrypted String}
21. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    SLP = {Encrypted String}
22. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    RS = {Encrypted String}
23. 右側のパネルで以下のレジストリ値を検索し、削除します。
    HSK = {Encrypted String}
24. 「レジストリエディタ」を閉じます。

このマルウェアが追加したレジストリキーの削除：

1. 「レジストリエディタ」を起動します。
   • Windows 2000、XP および Server 2003 の場合：
     [スタート]-[ファイル名を指定して実行]を選択し、regedit と入力し、Enter を押します。
   • Windows Vista、7 および Server 2008 の場合：
     [スタート]をクリックし、検索入力欄に regedit と入力し、Enter を押します。
   • Windows 8、8.1 および Server 2012 の場合：
     画面の左下隅を右クリックし、[ファイル名を指定して実行]を選択します。入力ボックスに regedit と入力し、Enter を押します。
   ※regedit は半角英数字で入力する必要があります（大文字／小文字は区別されません）。
2. 「レジストリエディタ」の左側のパネルにある以下のフォルダをダブルクリックします。
   HKEY_CURRENT_USER>EUDC
3. 上記フォルダの左にあるプラスをクリックし、以下のキーを検索し、削除します。
   313hisoka_v2 = ""
4. 「レジストリエディタ」を閉じます。